みなと町・新潟。
2019年に開港150周年を迎える歴史ある町ですが、意外と「みなと町」であるということの認識が薄いような・・・。
ニューズ・ラインが発行する「新潟大人の町さんぽ」では、そんなここ新潟のまち歩きスポットを紹介。ただ単に「今」の情報を載せるだけでなく、「過去」からの時間の流れ、その場所が紡いできた歴史を交えながら、新潟を深く知ることができる一冊となっています。
その中の1スポットとして、”沼垂”も掲載。
当商店街のことだけでなく、沼垂という場所の歴史、盛衰、そして未来に向けたまちづくりについて、その土地のキーパーソンに話を聞きながら紹介されています。
沼垂で小冊子(リトルプレス)を発行している文旦(ぶんたん)さんも、愛する地元の「景色」について熱弁。
昔から当たり前にあった景色が、実はその土地のユニークさだったり。そんな気付きも与えてくれる内容になっています。
県外の人に「新潟のいいところはどこ?」と聞かれたとき、答えに窮する方も少なくないのでは・・・?
でも新潟には、いや、どの場所にも、今まで刻んできた歴史があって、それを知ることで自分が暮らす場所の魅力がちょっと増すはず。
「東京に比べて・・・」とか、「あの県には負けてないよね」ではなく、「自分たちが暮らす場所はこういうところなんだよ!」と自信をもって言える、発信できることが何よりも大切だなあと読んで感じました。
なんだかお堅い内容の本?
いえいえ、おいしいお店、こだわりのお店もちゃんと紹介されています。
みなと町・新潟の歴史も、あらためて学ぶことができる雑誌「新潟大人の町さんぽ」。
ぜひ書店で手に取ってみてくださいね^^